産後ケアを受けるということ➕自分の身体を知ること=自分と赤ちゃんの未来をつくること
先日、本コース第2回目のお宅に伺ってきました。まだ産後1か月なので、ご自宅に出張を希望されました。
退院後、3週間たっても直接母乳がほとんど飲めなかった状態での初回。
帰り際に、産後1か月過ぎてからの授乳の確立は厳しくなるので、この1週間は泣かれても日中は頑張って直接母乳にトライしてもらうこと。とアドバイスして帰りました。
直母困難と一口に言っても、乳頭の問題、分泌の問題、授乳姿勢の問題、赤ちゃん側の問題、と様々な要因があります。
大事なことは直母困難の原因を探り改善すること。分泌を落とさないこと。そして直母練習です。
寝不足だし、身体は痛いし、赤ちゃんは泣いているし、もう泣き出してしまいたくなるけれど、ママのおっぱいが嫌いなんじゃなくて、飲み方がわからないだけなんだ。と気づくことができていたので、自分のおっぱいを整えて一緒に練習しよう!!と思って頂けたようです。
この1週間ママは周りの温かい協力と愛情のもと、自分が頑張れる最大限の努力をしてくれて、赤ちゃんもたくさん練習してくれて、とうとう直接飲めるようになりました。
理学療法士の安藤さんによると、1回目は背中がかなり張っていて、産後の疲れや授乳による肩凝りなどが目立っていましたが、アドバイスをさせて頂いた〝タオルを用いたストレッチ〟や〝育児動作の際のちょっとしたコツ〟(例えば授乳の際の姿勢調整)をしっかりと実践され、前回よりもお身体のバランスも整ってたようです。自宅で出来る身体ケアを実践され、身体の前面、背面もしっかり変化がみられたとのこと。
このように自分の身体の状態を知り、目標を見つけられる様に、そこに向かう手段をお伝えするのも一つ私たちの大きな仕事です。
それぞれの専門分野で培った技術だけでなく、経験に基づいたアドバイスなど、全力でサポート致します。
授乳はママと赤ちゃんの共同作業です。当たり前だけど赤ちゃんもママも一人一人違うのです。だから授乳マニュアルはあまり役に立ちません。
悩んで立ち止まってる方がいたらぜひトライアルで私たちの活動を知って頂きたいと思います。
本コースは全部で4回です。使い方は人それぞれ。必要なペースで、必要な時にお使いいただけます。
詳細はHPインスタグラムをご覧ください。
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