自分に合った産後ケアを
すっかり秋🍁
今日の鎌倉はあいにくのお天気ですが、あちらこちらから金木犀の良い香りが流れてきますね。
さて。今日は産後ケアについて。
産後ケアと一言で言っても、とても幅広いですよね。
整体やエステも、産後ヨガも、ピラティスも
助産師の訪問に、乳房ケアも、
産後ケアと言えます。
これらはどれも素敵だし、それぞれのスペシャリストによるケアを受けられると思います。
ただ、出産とそういったケアの中間地点があったらいいのになぁと思うのです。
出産というとてつもない大仕事をした後なのに、
産後、今の自分の体がどうなっているのか、具体的に知る機会が日本ではほぼありません。
せっかく色々なジャンルの民間のケアがあるのに、どれが今の自分の体に合っているのかを検討する
術があまりないように思います。
私たち医療従事者は病院やクリニックにて仕事をするとき、大抵健康状態からレベルが低下した方々を対象としています。
怪我をしたり病気をしたり。
患者様達は、もし大病をしたり、大怪我をしたら、手術を終えても、数ヶ月に1回なり年に1回なり病院で診察をします。
しかし、産後女性は病気ではないのでそれはできません。
それが不必要な健康な産後女性も多いでしょうし、国としては医療費の観点からしても難しいはずです。
しかし平均出産年齢が上昇していたり、産前産後トラブルにより実際に悩みを抱えている女性が多くいる現状をみると、
せめて産後の自分の体がどういう状態なのかを聞ける機会や場所は必要であると実感しています。
痛みや不調もなく、元々運動機会も多かったママは、もちろんアクティブに様々な産後ケアを受けに行って欲しいなと思います。
でも、その逆であるママ。妊娠中に何かトラブルがあったことで、著しく体力が低下してしまったり、元々体力に自身がなかったり…。
そういったママたちには是非私たちのような医療的視点でのケアをまずは受けて欲しいなぁと思います。
特に切迫早産で妊娠中の運動量が著しく低下していた方や
元々の持病を抱えながらお産をされた方、
そして運動機会がほとんどないまま出産された方
などはやはり産後に不調を訴えられる方が多いです。
心身共に疲弊してしまっては、日々の生活で精一杯ですよね。
医療の視点で身体の状態をきちんとみてもらい、
無理のない体に優しい育児動作の方法を取得する。
最低限、育児に必要なレベルまで基礎体力をアップする。
そこから、よりアクティブなケアに移行できると考えています。
もちろん、医療機関ではないので、診療ではありません。
ですので、事前にご自身の方で医師の許可を取っていただくようになります。
医療的視点を持ち合わせ
弱った体を0ベースに戻すための
産後ケア。
それがM&B conditioning 鎌倉です。
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